一回目の野宿
「…ここどこ―…?」
「…洞窟内。」
「それくらいわかってるよっ馬鹿っ!」
「…じゃぁ、何が知りたいのさぁ…?」
「誰も居ないじゃん!!つまんないの!」
「…もうすこし行くと、一回外に出るから。…確か。」
「…ほんとぉ…?」
「俺、嘘ついたことある?」
「軽く見積もっても、1000越え。」
「…へぇ…グラッドも言うようになったじゃん…?」
「けど、今のは確かだよね。セルダ、人生嘘ばっかでしょ?」
「…君たち…教育が必要なようだねぇ…」